この口がいらんことを言うのです
こんにちは、Otamaです。
先日、夏休みの登校日でした。
行ってくれるんじゃないかという少しの期待があったのです。
その登校日の前日の夜、二人で粘土細工をしながら楽しく過ごしていたのですがその時ついつい聞いてしまいました。
「明日、学校行く?」と。
普段、私の仕事の出勤j時間が早いため、次女が学校へ行くとなったときは近所の幼馴染のMちゃんのお母さんが一緒に車で送ってくれるので、たまには私が次女とMちゃんを送ろうと思い、登校日には早くから申請を出し仕事の休みを取っていたため余計に気になって聞いてしまったのでした。
それまで機嫌よくしていた次女が急に黙り込んでしまいました。
ああ、やっぱり行かないのか・・・
と、落胆とともに「でも勉強はしとかなあかんよ。」と口が止まらなくなりました。
さらに「自分が方向転換したいと思ったときに、勉強だけは役に立つから。」などと追い打ちをかけてしまったのです。
私の頭の中で、「もういらんこと言わんでいい!」と、自分を止める意識もしっかり働いていたのに。
黙ってしまった次女を見て、さすがにもうこれ以上言ったらあかん!!と思いつつも、抑えきれなかった自分自身に腹が立ち情けなくて泣きたくなりました。
本当に私はだめな母親だ。
明るく楽しくおおらかに、次女を見守ると決めたはずなのに、全然ダメだ。
次女の心のコップを自信の水で満タンにすると決めたのに。
子供が三人いて、同じように育てているつもりが・・・いや、正直、長男長女より、この三番目の次女は構いすぎたかもしれないくらい可愛がってしまいました。
それがいけなかったのか・・・
違う、たくさん愛情を注いだのは間違っていないはず。
現に次女は優しい子に育っている。
でも・・・
考えれば考えるほど無限ループが続くのです。
なにより、その夜の私はいけなかった。
余計なことは言わない。
言わなくていいのにこの口が!
担任の先生に言われたように、『明日学校へ行くかは聞かない』あんなに心に刻んだはずなのに。
少し気まずくなった次女との空間をテレビのバラエティが笑いで緩和してくれました。
そこからまた私たちは黙々とそれぞれ粘土細工を続けました。
Twitterで不登校関係の方たちをフォローさせていただいてるのですが、タイムリーにある方が、『元気のない保護者の特徴として子供の将来のことを考えていることが多い』とつぶやいていらっしゃいました。
『何年続くかわからないこの状態に答えはない』のだと。だから『一日一回でも一緒に笑える時間を作ったほうが圧倒的に良い』、と。
不登校の経験のある方、ご本人の言葉だからか、私はそのつぶやきを読んで涙があふれました。
子供の将来、自分の将来、いろいろ不安で、あまり前向きに考えられない日もあります。
でもやっぱり笑っているのが一番なのですね。
わかっているはずなのに、時々見失ってしまうこともあります。
また私は”振り出しに戻る”ことをやってしまったのですが、気持ちを切り替えて、一日一回次女と笑って過ごせるように楽しもう。
ほんっとこの口がいらんことを言うんだなぁ・・・反省。